布団の管理方法
布団の問題点
一般的な布団の問題点
ダニ・ノミの繁殖の温床になっている
ダニ、ノミなどの害虫は高温多湿な夏場に繁殖すると思われがちです。
しかし布団は、人の体温と汗で高温多湿が保たれており人の垢やフケなどの餌で豊富なので、一年中繁殖しやすい環境が整っています。
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20℃~30℃の暖かい温度
(人の体温で暖かい環境) -
70%以上の湿った湿度
(一晩にコップ1杯分の汗をかく) -
豊富な栄養源(フケや垢など)
汗などの臭いが付着してしまう。
ダニ、ノミの駆除殺虫方法は
- ・高温で殺虫:50℃以上で20分で死滅する。※60℃以上では即死滅する。
- ・乾燥に弱い:(湿度を30%以下に保つ)
ダニ・ノミの繁殖の温床になっている
ホテルなど
海外から、母国の害虫を持ち込んでしまい繁殖してしまう場合があります。
日本の殺虫剤ではあまり効果がないのが特徴です。
保育園
アタマジラミを持ち込んでしまい、保育園内で繁殖してしまうことがあります。
押入れなどにしまっている布団がカビ臭い
風通しが悪く結露で湿気が溜まる押入れではカビも繁殖しやすい原因です。
いざ、押し入れから布団を出した時にカビ臭く使えないなんてことも起こりやすいです。
一般的な解消法
天日干し
天日干しが一般的であるが、完全に湿気をとることができず、汗の臭いなどは完全にとることはできない。
また、ダニ・ノミなどは天日干しでは死ぬことはありません。
布団丸洗い
汚れも取り、汗などの臭いも取り、また、ダニ・ノミなども洗い流すので効果的と言えます。しかし、布団を叩きながら洗うので布団が傷む恐れがあります。(寿命が縮む)
また、布団一枚当たり5000円から6000円と高価であり、納期も10日から14日かかります。
布団乾燥による消毒
布団乾燥消毒
100℃の高温で30分以上乾燥消毒します。
完全に湿気を除去するので、汗の臭いなど解消します。
ノミ・ダニなどの害虫も完全殺虫します。
定期的に行うことで、汗などによる湿気を抑えることにより、臭いやダニ・ノミなど発生源を断つことができます。